急性胃炎による腹痛でピロリ菌の感染が確認されることもある

急性胃炎による腹痛でピロリ菌の感染が確認されることもある

急性胃炎による腹痛でピロリ菌の感染が確認されることもある

 

大人になってからピロリ菌に感染した場合、急性胃炎になって腹痛をおこし、感染が確認されることがある。

 

ピロリ菌は正常な胃の粘膜に感染すると、表層に胃炎を起こす。ピロリ菌が関与している胃炎の場合、放置すると慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんに進行することがある。急性胃炎で胃の粘膜に出血やびらん、潰瘍が確認されたものは「急性胃粘膜病変」と呼ばれる。

 

だから、おなかにピロリ菌がいる場合は除菌が必要だ。

 

 

 

【急性胃炎とは】

 

 

胃炎とは、胃の粘膜に突然、炎症をおこす病気。胃がんや胃潰瘍とともに胃の三大疾患といわれている。胃の中の分泌物のバランスが崩れている状態で、重症につながる危険性もある。

 

胃炎は、急性胃炎と慢性胃炎にわけられる。急性胃炎の症状は、腹痛、もたれ、むかつき、吐き気、嘔吐など。症状が進むと吐血や下血もある。

 

急性胃炎の特徴は、なんらかの原因があり短期間のうちに発症すること。原因に見当がつく場合も多く、それらを取り除くことで回復が早いことも特長のひとつ。

 

急性胃炎の原因は

 

・ピロリ菌
・暴飲暴食
・不眠
・喫煙
・ストレス(精神的・身体的)
・抗生物質などの薬剤
・香辛料やコーヒー
・アルコール
・食中毒
・インフルエンザ
・肝臓や腎臓などの疾患

 

などがある。

 

胃液は強酸性で、胃の粘膜も胃液に溶けてしまいそうだが、粘膜は自分を守る粘液で守られている。通常は粘液と胃液のバランスが取れているけれど、ストレスなどによって自律神経が乱れ、胃液がですぎたり粘液の働きが弱まると、胃の粘膜が胃液によって荒れてしまう。

 

 

 

【急性胃炎の原因】

 

 

胃炎は、おなかに何らかの異常を感じて病院に行くひとの2割から3割がかかっているといわれるほど患者の数が多い病気だ。

 

急性胃炎のほとんどは原因が明らかになっている。症状もハッキリしていて、症状のあらわれるまでの時間も比較的短い。慢性胃炎のように、病気になっていることに気づかず何十年も経過することはあまりないだろう。

 

急性胃炎には、外因性と内因性のものがある。

 

外因性の急性胃炎は、アルコール、抗生物質、コーヒー、タバコ、刺激の強い食べ物の摂取によって、胃の粘膜が刺激をうけて炎症を起こす。

 

内因性の急性胃炎は、インフルエンザや肺炎、腸チフスなどの急性の感染症にかかり、胃液の分泌が止まったときにおこる。牛乳や卵で急性アレルギーの場合もある。またピロリ菌も原因のひとつだ。

 

 

 

【急性胃炎の治療法】

 

 

生活習慣など急性胃炎になった原因がハッキリしているのであれば、その原因となっているものを取り除く。または改善する。ピロリ菌がいれば除菌する。症状が軽いときは1日程度、食事を抜くことで胃が休まり、症状がなくなることもある。

 

ただし胃痛が長期間続くとき、痛みが激しいときは急性胃潰瘍や急性膵炎、胆石なども考えられる。速やかに受診しよう。ストレスが原因であれば、心療内科の受診もありえる。

 

急性胃炎になったら、とくに食生活に気をつけたい。辛い物、アルコール、コーヒーや紅茶などカフェインを多く含む飲み物、油っこいものは避ける。また胃の粘膜が傷つき消化する力も落ちているため、よく噛み、食べる量も八分目におさえること。

 

適度な飲酒量を心がけ、酒を飲むまえに牛乳などの乳製品で胃を守る。タバコはやめる。睡眠不足は夜に胃酸の分泌が促進されるし、ストレスの原因になるため質のよい睡眠をとる。

 

 

 

【胃腸も沈黙の臓器】

 

 

よく肝臓を沈黙の臓器と呼ぶが、胃や腸、肝臓、腎臓、肺などの臓器は正常な状態であれば痛みを感じない。それは臓器の組織や粘膜には痛みを感じる組織がないからだ。

 

ただし臓器を包む外側の膜には痛みを感じる神経があるため、潰瘍やガンが外側の膜まで進行すると痛みを感じるようになる。痛みを感じるまでほっておくと、病気が進行し手遅れになる場合が多い。

 

年に1度の健康診断を受けることを忘れないようにしよう。

 

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>>ピロリ菌に感染すると、数週間から数カ月で100%の人が慢性胃炎になります


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