ピロリ菌がLG21乳酸菌入りヨーグルトで大幅に減少した試験結果

ピロリ菌がLG21乳酸菌入りヨーグルトで大幅に減少した試験結果

ピロリ菌がLG21乳酸菌入りヨーグルトで大幅に減少した試験結果

 

LG21乳酸菌入りヨーグルトをピロリ菌の除菌時に摂取すると、除菌の成功率が大幅に向上する。

 

ピロリ菌の保菌者229名を2群にわけ、除菌成功率の違いを測定する試験が行われた。

 

片方は通常の三剤併用療法だけのグループ114名。もう片方はLG21乳酸菌入りヨーグルトを併用摂取したグループ115名。後者のグループは、ヨーグルトを1日2回(1回につき112グラム)を除菌前3週間、除菌中の1週間摂取した。

 

結果、ヨーグルトなしの除菌率は69.3%。ヨーグルトありのグループの除菌率は82.6%と10%以上も除菌率が向上した。

 

出典 Journal of Gastroenterology and Hepatology 27:888-892-2012

 

 

 

【胃の中で活躍する乳酸菌 LG21乳酸菌】

 

 

LG21乳酸菌は世界で初めて、食品としてピロリ菌を抑制することが証明されている。

 

この乳酸菌の特徴は胃酸に強く、ピロリ菌に対して殺菌作用のある乳酸を作りだせることだ。

 

発見したのは日本人医師たちで、ピロリ菌を抑える効果が2000年に発表された。学術名は「ラクトバチルス・ガセリOLL2716株」。

 

そもそも胃には強力な胃酸があり、胃の粘膜に潜り込んでいるピロリ菌以外は生きられない。それは乳酸菌も同じだ。

 

だからヨーグルトに入っていないLG21乳酸菌だけを大量に飲んでも効果はない。

 

ヨーグルトは水のようなサラっとした液体に比べて胃の粘膜に付着しやすい。ドロリとしている形状だからこそ、蠕動運動する胃に少しでも長くとどまることができる。そして胃の粘膜にはピロリ菌が棲みついている。ピロリ菌は胃酸に強くても、乳酸菌の出す乳酸には弱い。

 

さらに一時的にでも胃の中に乳酸菌が増えれば、ピロリ菌は増えることができなくなる。大腸の内部で起きている善玉菌と悪玉菌の戦いのように、繁殖に必要とされる栄養と空間を乳酸菌が奪うからだ。

 

除菌治療時は抗生物質の服用で腸の調子が崩れがちになる。ヨーグルトなら整腸作用が期待できる。

 

ピロリ菌の数が減れば、それだけ胃の炎症は軽減する。

 

 

 

【普通のヨーグルトでは効果がほとんどない】

 

 

普通のヨーグルトでは、LG21入りヨーグルトと同じ効果は期待できない。

 

じっさい、ぴろりんは1年以上も毎朝ヨーグルトを食べていた。乳酸菌の餌になるトクホのオリゴのおかげダブルサポートまで入れて・・だ。それでもピロリ菌はいたし、萎縮性胃炎にもなった。

 

ヒトボランティアによるLG21摂取試験によれば、LG21の入っていない普通のヨーグルト(1回90グラム・1日に2回・食間に服用)を8週間連続して食べてもらう。そのあとでLG21入りヨーグルトを同じ量と回数を8週間連続で食べてもらう。

 

尿素呼気テストによれば、普通のヨーグルトを食べた場合、検査の結果にあまり変化がなかった。ところがLG21入りヨーグルトでは76%という改善率だった。しかも31名のうち3名はピロリ菌が検出できないレベルまでになっていた。

 

これによりLG21がピロリ菌に対して抗菌作用をもつことが臨床試験によって確認されたのだ。

 

 

 

【ヨーグルトはいつ食べるのが一番効果的か】

 

 

ヨーグルトは薬でなく食品なので、基本いつ食べても問題はない。もちろん、牛乳アレルギーの人は避けた方がいいのは言うまでもないだろう。

 

空腹時には胃酸の分泌が盛んになり、胃の中には塩酸に匹敵する酸度の胃酸が存在する。これはLG21乳酸菌にとって、あまりよい環境とはいえない。

 

そこで、胃酸の分泌が少ない食間(しょっかん)の摂取がおススメだ。じっさい、除菌成功率の試験でもヨーグルトは食間に服用させている。ちなみに食間とは、食事と食事の間のこと。昼飯が12時で夕飯が18時なら、15時がいいだろう。

 

ただし、一番大事なことは継続して食べること。

 

食べ忘れるくらいなら、朝起きたらすぐ飲んでしまったほうがいい。コップ一杯の水と同じだ。ヨーグルトが腸を刺激して便意がきやすくなる。お酒を飲む予定がある日は、宴会の前にヨーグルトで胃の粘膜を保護しておいてもいい。

 

ちなみに1日の摂取量だが、1カップまたは1本(乳酸菌が10億個含まれている)で十分だ。

 

 

 

【医師が勧めるヨーグルトを食べる時間】

 

睡眠

 

書籍を何冊も出版している有名な医師がテレビに出演していた。内容は便秘に一番効果のあるヨーグルトの食べ方だった。

 

>>食事の時にヨーグルトを食べるなら食事の前か、食事の後、どちらがいいか

 

空腹時、胃の中は酸性の胃酸で満たされている。そこにヨーグルトの乳酸菌が入ると、多くが死んでしまう。死んだ乳酸菌の死骸も腸にいる善玉菌のエサになるので無駄にはならない。

 

>>朝と夜ならどちらがヨーグルトの効果があるか

 

朝や昼は人間が活動しているため、胃や腸も活発に動いている。そのため、腸の蠕動運動によって乳酸菌もすぐにでていってしまう。しかし睡眠時であれば腸の運動もゆっくりのため、乳酸菌も体に吸収されやすくなる。ヨーグルトを食べるなら夕食という選択肢もある。

 

 

 

【LG21乳酸菌でピロリ菌対策をする必要性】

 

 

なぜ数パーセントでも除菌に失敗する人がいるのか。

 

それは薬に対してピロリ菌が耐性をもってしまうためだ。ゆえに抗生物質は気軽に使わないほうがいい。それに薬を使うことでピロリ菌だけでなく、腸の善玉菌もすべて排除してしまう。

 

乳酸菌の対策なら悪玉菌を排除し、善玉菌を応援する。耐性菌も作らないし副作用だってない。抗生物質を飲めない、飲みたくない人にも牛乳アレルギーでなければ対策できる。

 

 

 

【胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発が激減するピロリ菌の除菌】

 

 

これまで胃潰瘍や十二指腸潰瘍は一度発症すると、その後は治癒と再発を繰り返す病気だった。1年以内に40〜50%の人が再発する状況が続いていた。

 

ところがピロリ菌が発見され、ピロリ菌を退治することで胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発がほとんど起きなくなった。ピロリ菌の発見がノーベル賞の対象になるほど重要だったのは、再発に悩まされていた患者への恩恵が認められたともいえる。

 

 

 

【LG21乳酸菌のサプリメント】

 

 

サプリメントの意味は、栄養補助食品のこと。ようは食品である。ただ健康食品のようにLG21乳酸菌をカプセルにしたり、錠剤にしても意味はない。

 

なぜならLG21乳酸菌は、腸に届けることが目的ではないからだ。

 

ピロリ菌が棲んでいるのは胃の粘膜。そこに届けることが第一目標で、胃を通り過ぎて腸に届けてもピロリ菌は減らない。胃に少しでも長く残るためにヨーグルトに守られていることが正解だろう。

 

 

 

【ハツカネズミが教えてくれたLG21乳酸菌】

 

 

ピロリ菌を除菌するために実験用のマウス(ハツカネズミ)が用意された。しかし、人間の約10倍のピロリ菌を3日連続でマウスに飲ませても、感染することはなかった。

 

研究者は考えた。「マウスの胃の中にピロリ菌を阻む何かが存在する」と。そこで発見されたのが、LG21乳酸菌だ。

 

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>>ピロリ菌の抑制に効果が証明されたマヌカハニー


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