慢性じんましんの原因がピロリ菌なこともある

慢性じんましんの原因がピロリ菌なこともある

慢性じんましんの原因がピロリ菌なこともある

 

細菌やウイルスに感染した後にも起こりやすく、発熱やのどの痛みが特徴的な症状である溶連菌感染症、慢性胃炎や胃がんの原因として知られるヘリコバクターピロリ菌の感染後にじんましんが出ることは皮膚科医の間ではよく知られています。

 

(文化出版局 ミセス 2017年1月号 より引用)

 

病巣感染とは、体の一部の慢性炎症により、離れたところに影響が及ぶことをいいます。病巣感染じんましんは、歯周炎などの病巣により引き起こされて発症するものです。(中略)ほかにも、上気道感染、中耳炎、副鼻腔炎、扁桃腺炎などの耳鼻科疾患や少数例ですがピロリ菌感染などが原因となるケースもあります。

 

(メディカルトリビューン 大人も子どもももう悩まないじんましん より引用)

 

(抗菌薬は)じんましんの原因として、細菌感染がある場合に、効果が期待されます。ピロリ菌が関与している慢性じんましんには、ピロリ菌に効果のある抗菌薬で除菌を行います。

 

(医薬経済社 じんましんの真常識 より引用)

 

ピロリ菌の除菌により、これらの病気が治癒したり、改善する場合があります。慢性蕁麻疹

 

(日本ヘリコバクター学会のガイドラインより引用)

 

じんましんの主な症状は、赤く腫れることとかゆみ。原因は食べ物やホコリ、花粉などのアレルギー性と、寒さや熱さなど身の回りの環境によって引き起こされる非アレルギー性の2つがある。

 

 

 

【じんましんの発症の仕組みと原因】

 

 

じんましんの発症の仕組みはヒスタミンが関係している。体内や体外から何らかの刺激が加わることによって発症する。刺激が皮膚に加わると、皮膚の真皮にある肥満細胞からヒスタミンという物質が大量に放出され、症状をおこす。ヒスタミンは皮膚にあるかゆみの神経を刺激して、かゆみを引き起こす。

 

一般に人口の15〜20%が一生のうちに1回は経験するといわれる。統計的には、5人に1人の割合だ。じんましんの約9割は、1度だけ。あるいは1週間以内に治まる一時的なもの。なかには数か月、数年と続く場合もある。年齢では10〜30代に多く、女性のほうがやや多い傾向にある。基本、誰にでも起こりうる病気だと考えよう。

 

じんましんの原因の約7割は、原因不明で「突発性じんましん」と呼ばれる。

 

えびを食べると、毎回のようにじんましんが起こる場合は、えびが原因と言える。しかし、えびのように患者に思い当たる原因がなく、血液検査などでも異常がみつからないケースが突発性じんましんにあたる。

 

残りの3割は、衣服やタオルのこすれ、寒冷、日光など物理性の刺激(16%)、入浴・運動などの発汗(3.8%)、食品・薬によるアレルギー(3.4%)、青魚・豚肉・たけのこなど、その他(4.8%)となる。

 

じまんしんの治療は、原因がわかっていれば取り除く、避ける、あとは薬の服用が治療の柱になる。原因がわからない人のほうが普通で、原因がわからなくても治療はできるので安心してほしい。

 

治療にはヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬が使われる。副作用に眠気、倦怠感などがあるため、車の運転には注意が必要だ。最近は眠気の少ない薬もある。

 

 

 

【急性じんましんと慢性じんましんの違い】

 

 

じんましんが一か月以内におさまるものを急性じんましん。それ以上続くものを慢性じんましんと呼ぶ。

 

 

 

【じんましんで病院に行く目安】

 

 

日常生活に支障がでているかどうかが判断の目安。年に1回程度で、忘れたころにでてきて症状も軽ければ様子を見ても大丈夫だろう。毎日のように出る、週に何度もでる人は早めの受診を。

 

急な血圧低下を起こすなどのショック症状が出るような重症の人はすぐに病院に行こう。

 

 

 

【ピロリ菌とじんましんの関係性】

 

 

じんましんで悩んでいてピロリ菌が陽性な人が除菌をすると、65〜80%の人が改善されたというデータがある。

 

もちろん、じんましんの原因がすべてピロリ菌ともいえないが、何をしても症状が改善せず、胃の中にピロリ菌がいるときは除菌をしてみるといいかもしれない。

 

自信があるからピロリ菌の検査キットをプレゼント。薬院オーガニックの粒マヌカはこちら

 

 

 

>>ピロリ菌がいるとオナラが臭くなる


ホーム RSS購読 サイトマップ